ウォータージェット併用バイブロハンマ工法

高圧ジェット併用による硬質地盤打込工法

技術情報

概要

ジェット併用バイブロ工法とは、杭打機であるバイブロハンマと高圧水を噴射するウォータージェットカッタを組み合わせ、硬質な地盤に既成杭を打込む杭打ち工法です。
他の工法では施工が困難であったり、長い施工時間を要する岩盤層や玉石混じり礫層であっても、迅速かつ確実な施工を行うことができます。
ジェット併用バイブロ工法の主な構成機械は、(1)バイブロハンマ、(2)ウォータージェットカッタ、(3)クローラクレーンの3つであり、施工姿勢は次の図及び写真の通りです。 jet_03.gif
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高圧力水の噴射過程

図はウォータージェットカッタから噴射される高圧力水が杭の先端まで到達する過程を示しています。
水槽からくみ上げられた水はウォータージェットカッタにより高圧力水に変換され、高圧ホース及び導水パイプを通り、杭先端ノズルから噴射されます。

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高圧力水の噴射過程

適用地盤強度;換算N値1500(N値 50/1)、一軸圧縮強度(20N/mm2以下)
適用杭;鋼管杭・鋼管矢板・鋼矢板・H鋼杭・コンクリート矢板
適用杭規格;鋼管杭・鋼管矢板の目安(杭径5000mm以下、杭長80m以下)

施工実績

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地盤への影響

杭の施工前後に杭周辺にて行った標準貫入試験の結果から周辺地盤への影響を調査すると下図のようになり、ジェット水の影響がほとんど無いことが分かります。

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