油圧ショベル装着式LHVシリーズ

特長

• LHVは油圧ショベル本体の圧油を駆動源とし、別置きの発動発電機や油圧ユニットを必要としないため機動性に優れ、路地・農道などの狭隘地、空頭制限地、市街地や住宅地における近接施工に適用できる。
• 軽量鋼矢板や比較的軽量な普通鋼矢板、H形鋼杭の打込み・引抜き施工に適用できる。
• バイブロハンマの振動力と油圧ショベルのブーム・アームの押圧力を併せた非常に高い打込み能力を有する。
• LHVでの施工は、単独杭の吊込み・打込み・引抜き・杭倒しの一連作業を行えるために、省力化が可能で、作業性と施工能率の向上、工期短縮が実現でき経済性に優れる。

図6．6－1　LHV－07

図6．6－2　LHV－07によるH鋼杭施工

構造

• ベースマシンに機械質量7ton~25ton級の油圧ショベルを使用し、振り子を回転させる油圧モータの動力は、油圧ショベル本体の圧油を駆動源としている。
• 油圧ショベルのアーム先端に、専用エクステンションアームを装着したLHVを取付ける。
• エクステンションアーム内に、バイブロハンマの油圧制御機器を内蔵して、軽量化とショベル配管改造工事の簡素化を図っている。